側溝・溝蓋ブログ
- 側溝についての豆知識
2023.03.28
【側溝蓋の問題解決例④】”グレーチング”のガタツキ・騒音解消
グレーチングとは?
皆さんは「グレーチング」というものをご存知ですか?
過去の記事でも簡単に紹介させて頂きましたが、グレーチングとは「金属でできた側溝蓋」の事を指します。
今回はこのグレーチングの紹介と、現場の改修事例についてご紹介します。
今回はこのグレーチングの紹介と、現場の改修事例についてご紹介します。
グレーチングの特徴①:集水力
グレーチングは格子状の見た目をしており、雨水を取り込みやすい形状となっています。
一般的な側溝蓋は集水能力に長けていない為、基本的には数メートル間隔でこのグレーチングを設置し、雨水の排水ができるように道づくりがされています。
一般的な側溝蓋は集水能力に長けていない為、基本的には数メートル間隔でこのグレーチングを設置し、雨水の排水ができるように道づくりがされています。
グレーチングの特徴②:強度が高い
グレーチングは鉄をはじめとした金属で造られている為、コンクリート製の側溝蓋と比べて強度が高い特徴があります。
その為、側溝蓋の破損対策として工場や施設の乗入口など、車の往来が激しい場所やトラックなどの大型車が乗入する場所などに設置されるケースもあります。
その為、側溝蓋の破損対策として工場や施設の乗入口など、車の往来が激しい場所やトラックなどの大型車が乗入する場所などに設置されるケースもあります。
側溝の破損による改修例
前述のとおり、グレーチングは強度があり過酷な状況下でも破損の可能性は低いのですが、そのグレーチングが掛かっているコンクリート製の側溝は劣化していきます。
つまり、大型車の往来などが激しい現場で使用した場合、蓋が元気でも蓋が掛かっている側溝本体にはダメージが蓄積していくという事です。
グレーチングが乗っているコンクリート面が少しずつ削れたり、欠けたりしていく事でバランスが不安定になり、いずれは車が乗った際にガタつきや騒音を引き起します。
つまり、大型車の往来などが激しい現場で使用した場合、蓋が元気でも蓋が掛かっている側溝本体にはダメージが蓄積していくという事です。
グレーチングが乗っているコンクリート面が少しずつ削れたり、欠けたりしていく事でバランスが不安定になり、いずれは車が乗った際にガタつきや騒音を引き起します。
この状況を放置すると、最悪の場合大型車が乗った衝撃でグレーチングが跳ね上がり、車の底に突き刺さる大事故に発展しかねません。
実際に問題が起こり改修を行った現場を紹介致します。
こちらの現場は上述のように、グレーチングは綺麗でも側溝本体にダメージが溜まってしまいガタツキが起こっていました。
写真では側溝の表面しか見る事はできませんが、それでもコンクリート部分がボロボロになってきている事が伺えるかと思います。
こちらの現場は上述のように、グレーチングは綺麗でも側溝本体にダメージが溜まってしまいガタツキが起こっていました。
写真では側溝の表面しか見る事はできませんが、それでもコンクリート部分がボロボロになってきている事が伺えるかと思います。
この現場では、側溝蓋が動かないように固定する事ができるディンプルエフを使用して改修を行いました。
グレーチングを取出し、ディンプルエフに入れ替えた後、側面に無収縮モルタルを流し込み側溝本体と固定させる事で強い衝撃が生じても側溝蓋のズレや破損を防ぎます。
グレーチングを取出し、ディンプルエフに入れ替えた後、側面に無収縮モルタルを流し込み側溝本体と固定させる事で強い衝撃が生じても側溝蓋のズレや破損を防ぎます。
側溝についてのお困りごとはありませんか?
側溝蓋の破損や問題は各自治体の道路課・維持課などの道路の維持修繕をしている課へ報告する事が重要です。
また、側溝についての相談や質問などであれば私達でも対応が可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。
問題解消に向けてご協力させて頂きます。
また、側溝についての相談や質問などであれば私達でも対応が可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。
問題解消に向けてご協力させて頂きます。