写真:都市型側溝ブロック

排水性舗装のときに、別々であった排水導水管(ドレイナー)と都市型側溝の一体化を実現させた画期的なスリット側溝です。

※特許登録済

写真:Wスリット

従来の排水性舗装ではΦ18のドレーンを設置するために、「かま場」と呼ばれるスペースを確保するため、その部分だけに2層分の排水性舗装が必要でした。Wスリットは、Φ18以上の断面を持つドレーナー部が都市型側溝と一体化製造され、一層式で排水性舗装が施工できます。

施工性は向上し、工期が短縮できるだけでなく、側溝際の舗装もしっかり転圧できるので、たわまずにキレイに仕上がります。
従来(左:ドレーン断面積 2.54㎠)とWスリット(右:ドレーン断面積2.70㎠)

Wスリット構造図

Wスリット構造図

一般的なドレーン(ステンレス製)と比べてコストが安くなります。また、一体成型なので、ドレーン設置手間が不要です。

Wスリットは都市型側溝の縦断方向に連続するステンレスメッシュのドレーナー部があるので排水性舗装内部の水を逃さずキャッチします。

写真:Wスリットのドレーナー部

Wスリットのドレーナー部はステンレスメッシュです。合成繊維のドレーンと比べて、耐熱性・耐久性ともに優れています。
また、強固な一体型成形のためステンレスメッシュが剥がれたり、引っかかって壊れることもありません。仮舗装部の復旧や、切削オーバーレイがスムーズです。

つまずかない!すべらない!
「ファインステップ加工」を施しております。

国土交通省 新技術情報システム(NETIS)に登録されています。
登録番号:CB‐060018-VE(掲載終了技術)