写真:まゆ型コンクリートタンク

日本の有名ワイナリーの醸造思想をもとに指導を仰ぎ、日本ワインの向上を強くバックアップするため、国産材料で作られた日本製のコンクリートタンクです。
仕様は1000L/500Lと、バレルタイプの200Lをご用意しております。
近年では、ワイン以外にも日本酒・焼酎など様々な発酵・醸造食品用にもご採用頂くケースが増え、新たな可能性を見出して頂けております。

製品についての詳細情報は専用ホームページをご覧下さい。
下記リンクよりご覧頂けます。

古来、日本全国に桑畑があり、蚕が飼われ、「まゆ」から絹が生産されてきました。そして明治以降、桑畑はさらに広がり、養蚕業が盛んになり、日本の産業の発展を支えました。

しかし、産業構造の変化に伴い、桑畑は果樹園などに変わり、いつしか「まゆ」の姿も少なくなりましたが・・・。今、帰ってきた「まゆ」【まゆ型コンクリートタンク】が日本のワイン産業の発展を支えます!

また、まゆ型の緩やかな曲線によって自然対流が発生し、内部を撹拌します。これによって上部と下部の温度差が少なくなります。

コンクリートは木樽と同じように透気性があり、緩やかな酸化が促進されます。

また、温度変化が少ないため、ステンレスと違い、外部の気温変化の影響を受けにくくなっています。

さらに、コンクリート自体に香りがないため、樽特有の香りがワインなどへ移ることはなく素材そのままの香りを楽しむことができます。

そして、このタンクに使われているコンクリートの材料は天然素材にこだわっています。国産のセメント・石灰水・石灰砂・石灰石微粉末・天然水を練り混ぜて製造していて、硬化促進剤は一切使用していません。

マンホールや吞み口、埋め込み部材はステンレスを使用し、コンクリート内部にも、鉄を一切使用していません。